2012年12月11日火曜日

市民放射能測定所

 仰々しいタイトルだよね。でも今一番必要なんじゃないかと思う。そして未来永劫に近い状態で私達の子々孫々が付き合って行かなければならない事実。私達の時代にとても厄介な状況を創ってしまったのだから、そのぐらいはしなければいけない。

 私にも子供がいて、学校給食を食べる機会が何度かあった。最初は、美味しい、まずい、温かい、冷たいだけの判断しかなかったものが、今や「放射能汚染はどうなっているの?!」と言うように一番の関心事は、放射能!2012年夏、我が街の給食センターが新しくなり、一日で80品目の食品の放射能汚染を調べられるようになったそうだ。が、問題は国が提示している基準値。絶対高すぎる!いくら調べられても基準値が高くては意味がない。
仙台当たりでは、県職員には1ベクレル。生徒には10ベクレルの基準値が使われていたらしいし、もしかしたら未だにそうなのかもしれない。

 幸いにもこの辺の放射能レベルは、周りの地域よりかなり低い。本当に幸いしたよね。でも、それで安心してちゃあ大変。一般のスーパーで売られている物には既に汚染されている物が出回っている事実、知ってる?!とても高い基準値はクリアしているんだろうけどね。もっと酷いやり方は、自分の店では「0ベクレル宣言」して、実際そう言う物を扱ってるらしいんだけど、ベクレル出たものは傘下のチェーンに流していると言う事実、どうにもならんがね。

 小さな子供、その親、それから若い世代には出来る限り汚染の少ない物を提供して行けたらと願って止まない。その為に、みんなが気軽に測定できるような施設を用意してやれたらと思っている。
が、現実はかなり高価な機材が多くてなかなか手が出せない。なので、少しずつでもいいからそろえて行けるように努力し、多くの企業や一般の方々からも協力を仰ぎたい。

 このような施設は、専門家が必要。細かい数値やら機材の取り扱いとかかなり難しいよね。なので、先ずは誰でもできる手軽な空中線量を何人か(出来るだけ多くの人)に定点観測してもらい、ネット上で日々公開できればいいんじゃないかと思う。こんな小さな町の中でも必ずホットスポットはある筈だから。

 そして最後に食物に関してなんだけど、これは結構難しい問題で、
測定して、「○○さんちの野菜は結構高い数値が出てるよ」
とかになると、例えその数値が基準値以下だったとしても多大な迷惑になってしまう恐れがある。

このブログの左側にリンクして有るのは、全てと言っていいほど放射能、原発に関するもの。一人一人が勉強し、将来に備えられれば幸い。

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