2019年1月4日金曜日

たかが水、されど水

今回は、良い水の簡単な見分け方と
ミネラルを効果的に摂取する水の飲み方についてです

水の選択については、特定の水を勧めるつもりはありません

良い水はいろいろありますし、
個人の好みや生活環境や経済状況も人によって異なります
また、毎日飲むものですから、入手のしやすさも大事だからです

そこで、このレベルをクリアして入れば良いという簡単な目安と
自分に合った水の見つけ方をお伝えします

まず、自分に合った水を見つけるには、
良さそうだと思った水をしばらく飲んでみることです

この時注意するのは
毎日1.5Lから2Lきちんと飲み続けること

起床時、食間、休憩時、入浴前後、運動の前後、就寝前です
これで一日コップ6~8杯になります

どんなに良い水でも、十分な量を飲まないとその効果はわかりません
きちんと量を飲めば
1週間からひと月もすれば体調の変化がわかるでしょう

次に良い水かどうかの見分け方です

良い水は体に吸収されます
吸収が早い水は、胃にたまりません
カラダの細胞に早く吸収されていきます
そして、体は水が吸収された分、
古い水分を腎臓から排出します
オシッコです
新しい水分が入った分、押し出しされるイメージですね
(飲んだ水が、そのままオシッコになるわけではありません)

なので、よい水を飲んだ後はすぐにオシッコが出てきます
吸収の早いものなら数分で排尿が起きます
富士山麓のある湧き水を飲んだ時は、
飲んですぐ5分足らずで大量の排尿を繰り返す
といった経験をしたことがあります

まあまあ、良い水なら飲んで30分から数十分後には排尿が起きます
たいていのアルカリイオン水やパイウォーターなどの整水器など
「健康に良い」と言われる水なら、このレベルをクリアしているでしょう

飲んでおなかがタプタプする水はダメです
水道水がそうです

飲んだ後にどれだけ早くオシッコが出てくるか
これが良い水の簡単な見分け方です

ミネラルをサプリから摂るときも
「良い水を多く飲むこと」が基本となります
“ミネラル・サプリの効果を実感できない!”
という人は水を十分に摂取していない場合が多いです

ミネラルは水(とタンパク質のキャリア)を介して体に運ばれます
“ミネラルを体の隅々に行きわたらせ
効果的に働かせるには、充分な水分が必要”なのです!

ミネラル摂取と水分補給は、「車の両輪」といえます

そして、良い水にもいろいろな種類がありますから

・まずは飲み続けること
・いろいろな水を試してみること
・カラダの感覚で見分けること

が必要です
これはじつに、何年もの「効き水」の経験がいります

私もこれまで、いろいろな種類の水を飲んできました
また、健康に気を使わず
あまり水を飲まない時期もありました
水の種類や毎日の飲む量によって
体調がさまざまに変化することを体験しています

人と、「水」や「ミネラル」との付き合いは一生
どういった水やミネラルを選択するか
また、それを日々摂り続ける習慣をいかに身に着けるか
それが
健康や命にかかわってきます

たかが水、されど水ですね

~Thinkerより転載~

ミネラル

“ミネラルは生命活動に欠かせない”
不足すると、あらゆる病気や体調不良の原因になる
と言いました

ではどうやってミネラルを摂ればいいでしょう?

ミネラル摂取には
大きく分けて4つあります

①水
②塩
③食事
④サプリ

ミネラル摂取の基本は、水や塩や食事です

まず、水から話していきます

①水からのミネラル摂取
まず、塩素消毒されている水道水をそのまま飲むのは
避けたほうがよいでしょう

良い水の選択にはいろいろあります

●ミネラルウォーター

これは、産地によって含まれるミネラルの種類も量も様々です

ミネラル分の多い硬水なのか、ミネラル分の少ない軟水なのか
また含有ミネラルは、ケイ素なのか、マグネシウムなのか
はたまた、バナジウムなのか

美容・若返りなら、ケイ素入り
生活習慣病改善なら、マグネシウムの多いもの
同様に糖尿病改善ならバナジウムの入ったものなど
自分の目的に合ったミネラルウォーターを選ぶとよいでしょう

カルシウムの比率がマグネシウムより高いものは
結石や心筋梗塞などの副作用があり、
長期摂取はおすすめできません

●汲み水・湧き水

また、ペットボトルに入ったものと
汲みたての水では、効果・効能も違います
活きた水は、なんといっても汲みたての水です

これは水源の近くに住んでいないと難しいのですが
環境に恵まれている人であれば
湧き水を汲んで飲むことができるでしょう

私も車で1時間以上かけて、2年ほど湧き水を汲みにいき
飲み続けた時期があります
2か月分ほどポリタンクやペットボトルに
大量に汲んでくるのですが
2~3か月ほど汲み置きしたものでも水は腐りませんでした
湧き水の中のミネラルが静菌作用・抗菌効果を持つからです

沢水や湧き水を飲むときには注意点があります
水源地近くに産業廃棄物処理地など
汚染源がないか、事前に確認しておくとよいでしょう
できれば、水質検査の成分表示がある
水汲み場なら安心ですね

●次は浄水器・整水器を使った水です

水道水の塩素をさけるために
どんなものでもよいですから最低でも
塩素の除去できる浄水器をつけます

さらに水の質にこだわる人なら
還元水・電解水・アルカリイオン水と呼ばれる
水の性質を変えた水を飲む選択があります

水の性質を変えた「機能水」には
ほかにもパイウォーターや
電子水、超ミネラル水など
実に様々な種類の水やこれらを作るための整水器があります

うちでもシンプルな浄水器から始めて
高額な電子水の製造機やアルカリイオン整水器など
いろいろなものを試してきました

品質の良いアルカリイオン水を飲み続けた時期には
妻は「幸帽児」を産みました
破水せずに卵膜に包まれたまま、自然出産したのです
自然分娩で幸帽児が産まれる確率は8万人に1人とも言われます
汚れた羊水の妊婦さんが多いといわれるこの時代
奇跡に近いですね

幸帽児は、卵膜と羊水に包まれて生まれてくるので
外部のウイルス感染のリスクからも守られるし
非常に安定した出産でした

次に、まったく別の視点からの水選びも紹介します

現在供給されている水道水には
微量の放射能やナノサイズの微粒子のプラスチックビーズなど
未知の有害物質も含まれるため
これらを気にかける人は
「いかなる不純物も含まない純粋な水」を飲むという選択もあります

●蒸留水やRO(逆浸透膜)の純水
などですね

これらの水を作るにはそれぞれ専門の器材が必要です
蒸留水の製造機はさほど高くありません
純水の製造機は高額ですが
スーパーによっては、レジのところで
安く汲めるお店がありますから
お手軽に試すことができます

そして、蒸留水や純水からミネラルを摂る場合
これらの水に後から自分でミネラルを添加します

お好みの岩や石を入れても良いですし、
濃縮ミネラル水を数滴たらしたり
お気に入りのミネラル・サプリを溶かして飲んでもよいでしょう

2019年1月3日木曜日

ミネラルってどうして大事?!

どれほどミネラルが重要なものか
本当によく理解していなければ、
あえて、ミネラルの摂取を気にかけることもないでしょう

また、ミネラルの重要性がわかってきた人からは
こんな声も聞こえてきます
“じゃあ、どうやって摂ったらいいの?”

そこで、ミネラルがなぜ重要なのか
そして、どうやって摂取するのか
基本的なお話を今後数回にわたって
お話していきます

ミネラルは海や土の中に存在します

陸地のミネラルでも、
もともとは海の塩や海底に堆積した藻やプランクトンが
地殻変動で陸地に上がったものがあったり、

海水から蒸発した水分に取り込まれて、空に上がり、
それが雨水として降り注いで、
土壌に取り込まれたミネラルもあります

いずれにせよ、ミネラルは
海水や岩石、土壌の中にあるものです

それを微生物やプランクトンや藻や
植物や魚介類や動物などの生物が
栄養素として吸収しています

普段、われわれは意識しなくても
これらのミネラルを様々な形で
カラダに摂り入れています

「水」」や「塩」や「食事」からです

水には、石や岩から溶けた天然のミネラルが入っていますし
また、塩や海藻や魚介類には海水のミネラル分が
野菜やお肉には土壌のミネラル分が入っています

ただ、現代の食生活では意識しないとミネラルは不足しがちです
そして、ミネラル不足は万病の元になります

なぜかというと、
ミネラルは生命活動に欠かせないからです

その仕組みはこうです

人体の生命活動、
呼吸や消化
そして、栄養素の吸収から運搬
さらには、毒素の排出まで、
すべては酵素を使って行われます

体内には数千種類の酵素があり、
これらの生命活動をしているのですが
ミネラルは、これら酵素に欠かせない物質です

酵素はタンパク質からなりますが、
ひも形やらせん形や立体構造など、
いろいろな形をしています

その構造を保つには、ミネラルが必要で
ミネラルがなければ、酵素は正常な働きができないのです

例を挙げると、
細胞レベルで様々な活動を行う
「ATPアーゼ」という酵素群があります
これらの酵素はマグネシウムがないと機能しません

ATPアーゼは、筋肉の収縮、細胞内外の物質の輸送、
解毒作用、発電など細胞レベルにおける
多くの生命活動を担います

この酵素なくしては細胞の活動は営まれず
つまるところ、
マグネシウムというミネラルなしでは、
生命活動を営むことができないということです

また、新しい脳細胞のつながり
神経細胞の中で新しいシナプス細胞を生み出すには
カルシウムを含む酵素が欠かせません
カルシウムがないと働かない酵素は、カルシウム依存酵素と呼ばれます
カルシウム依存酵素はその名の通り、カルシウムが欠かせません

重要なミネラルはマグネシウムやカルシウムだけではありません
ほかにも酵素の活動に必要なミネラルを挙げればきりがありません
人体中の酵素は5千種以上
それぞれに特定のミネラルが必要とされ
超微量元素まで入れるとミネラルの種類は90種ほどあります
そのどれもが、ごく微量なレベルでは必要とされるのです

千人に一人といわれた最も重要な科学者の一人に数えられる
生化学者ライナス・ポーリング博士は、こう言いました

「すべての病気の原因をたどっていくと
ミネラル不足に行き着く」

また、こうも言われたそうです

「人間の細胞は、老化が早まるのをさけるために
72種類以上のミネラルを必要とする」

そこで問題は、このミネラルをどう意識して摂っていくか
ということになります

~Thinkerより転載~