2015年6月9日火曜日

ドデカイ姿を!

 遂に見せ始めた佐野市新庁舎
 まるでサナギから出て来る成虫の様に徐々にベールを脱いで行くその様は、何とも言い難い物がある。


 佐野市民の10人中7,8人は皆腹の中で思っているけど口に出せない、若しくは口には出すけど大きな声では言わない。どうしてなんだろ?!言いたい事言えなきゃ生きてる意味ないじゃん、そう思わない?!

 まず、旧佐野市の街中以外の人は「田沼、葛生と対等合併」したのだから新庁舎は当然どまんなか田沼近辺に出来ると信じていたし皆が皆そう思っていた。私でさえそうだし、また街の事を考えると近い将来的にはどまんなか田沼近辺が最適だと考えていた。長めなスパン(30年40年)で考えるとそうでも無い様な気がする。何故なら人口減少が既に見えているのだからコンパクトシティーにしなければならない。これはまた後日語る機会があると思う。

 そして何やら強引?な市議会での多数決。
百歩譲ろうがなにしようが、旧佐野市役所跡地での建設が始まりその業者選択でも何やらキナ臭い匂いが随分としていた。そして市民の大多数はその予算にビックリしているのではなかろうか!?70億3500万。震災復興ナンチャラが国から相当額出るから(国から出ようものならそれは間違いなく税金なのだが)市の予算はかなり少なくて済むらしい。
が、地元業者には半分程度の仕事しか出ないようだ。
一市民としては、出来る事なら必要最低限の庁舎をつくって欲しかったのだ。今現在、分庁舎で賄っている。今のままでイイのではなかろうか?その方が市役所職員も胸を張って仕事が出来るのではなかろうか?

 危惧する事は、
この庁舎が出来た後の維持管理費なのだ。
大凡で年間10億の維持管理費が必要な様子だ。
さてこの予算、市は見積もっているのか?今でさえ、予算繰りには市職員が相当苦労しているように見受ける。果たしてどこから捻出してくるのだろう?それとも新しい財源の当てがあるのか?キナ臭い事を考えれば、維持管理を任せる指定管理者もきっと既に決まっているのだろう。

 単純に考えて、
財源を税金に頼るとするなら、それはまたまた私たち市民に掛かってくる。税金の種類としたら、市民税と固定資産税が一番手っ取り早い。困ったな、今でさえ払い切れずに四苦八苦している私はどうすれば良い?!

 増税額は、
例えば今、5億の維持管理費がかかっているとすれば+5億を増税しなければならない。単純に10万人の有権者で割れば年間一人当たり5000円の税金を今より余計に払わなければならないのだ。全く大雑把な数字だからその信憑性は無い。あくまでも予想であるからその辺はお察しいただきたい。

 さて皆さんは、
いったいどうしたらイイとお考えなの?
私は、必要最低限まで解体すべきではないかと。
年10億の維持管理費×50年=500億円
ならば今現在掛かっている維持管理費にすれば増税も何も無い筈、だよね。
では解体するのにいくらかかるのか?大体30億ぐらいらしい。新品だから解体したものも売れちゃうそうだ。500億(実質250億)と30億、どちらの税負担が宜しい?

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