2015年4月2日木曜日

空き店舗対策について

 今や個人商店の存続は、風前の灯・・・なのだ。
大手スーパーやら量販店、ショッピングモール、アウトレット等、一か所で全て揃ってしまう今の世の中。これに個人商店が真っ向勝負出来る筈もないし、同じ土俵にも乗れていないのが現実なのだ。いかにして個人商店を存続させるか!なのだと確信している。
元々は、大店法が出来て各自治体がそれを受け入れざるを得ない、または受け入れる事で一部の人間が潤うようなそんな事がまかり通った時点から地方都市の崩壊は始まっているのかもしれない。

 これから取り掛かる全ての事がもう手遅れ!なのかもしれない事も十分わかっている。が、一つずつひっくり返していかなければならないのだと言う事も分かっている。それはきっと何世代にも渡って意志を引き継ぎし者たちがやって行かなければならないって事も。

 本日のタイトル、「空き店舗対策」についてなのだが、まず初めに苦言を吐いてしまおう。
佐野市のこれは、何年か前から徐々にその補助率も下げられ、予算が削られて来たのだ。それ一つを見ても本気で街中活性させたいのだろうか?っと疑問に思ってしまう。
毎年、4月1日に申請順で受け付け大体3件分ぐらいしか予算がない。良い店もあればそうでない店も有ろうが、3件しか受け付けないってところがおかしい。
やりたい人には全員やらせるべきで、今や限界集落的な旧まちなかを本気で活性化させるならば、10軒でも20軒でも逆に大々的に募集を掛けても良いのではなかろうか?!

 さて今年度は、4月1日の時点でその申し込みが5件あり、例年にない「抽選」と言うスタイルを取らざるを得なかったようだ。その抽選に当たられた方々3件に補助金を出すと言うスタイル。
って事は残り2件は、何にもない事になる。運命を分けるくじ引きなのだ。

 これは本来からして予算が足らないから起こる事。
大きな大きなまるでお城のような市庁舎は出来ても、その周りの城下町を作るのは自分たちで造れって事になる。お城の建設費用のほんの一部でも街づくりに回せればどれだけ素敵な街になるか計り知れない。本当に今建てられている景観を見て欲しい。新庁舎とその周りの景観のアンバランスさを!佐野市には「景観賞」みたいなものがあるらしいので是非次回は「ベストアンバランス賞」を新庁舎とその街並みに差し上げて欲しいと思う。

1店舗の補助、100万+60万+10万=170万
10店舗やって 170万×10店舗=1700万
50店舗やって 170万×50店舗=8500万

新庁舎予算 70億3500万

もしまちなかに50店舗募集して出来たら、どれだけ話題性を持つだろうか?
ただ、何でもかんでもイイから集めるのではなく、業種配列をしっかり考えなければならない。
が、ここでも問題がある。
空き店舗があるのに借りられない・・・これは次回!

明日3日午後2時半、市長に会ってくる!陳情だわ。

 2015/04/11(土) 花田 裕之~流れ~佐野編
   開場6:00 開演7:00
   前売り\3500 当日\4000(飲食代別途必要)
   お問合せ&予約 0283-21-8222

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