2014年8月31日日曜日

虐待?デイサービスはぴねすについて、

国も行政も弱い者いじめ?
弱者になってしまった方々、親類縁者がいても誰も引き取ってくれない様な方々を介護と言う形で預かり、家族の代わりに身の回りの世話を日々していて、私から見たらまるで家族の様にさえ見えていた施設での事件。
四角四面に仕切られたルールからちょっとでもはみ出したら、それは「虐待」?!まるで学校の体罰の扱いに似ているように思える。

実は私の母もこの施設を利用させてもらっている。そして感じた事、知っている事を書いてみる。一つだけはっきりしている事は、
「私と私の母は、今後もこのはぴねすを利用していく!」

~~~新聞報道~~~
「利用者に身体的、心理的虐待」 佐野の事業者を栃木県が処分 
 県保健福祉部は29日、利用者に対し頭をたたいたり怒鳴ったりするなど身体的、心理的虐待を行ったとして、佐野市万町、デイサービスはぴねすを運営する株式会社スマイルケアに対し、9月から6カ月間、新規利用者の受け入れを認めないことと、介護報酬を3割減額する処分を決めたと発表した。
 同部によると、デイサービスはぴねすの男性介護職員(39)はことし5月のゴールデンウイーク明けから複数回、女性利用者(59)に対し、しつけと称して頭をたたいたり、怒鳴ったりしたほか、「げんこつするぞ」などと脅迫し、身体的、心理的虐待を行った。
 女性利用者は2013年10月に入所。虐待は6月5日にこの利用者が施設を抜けだし、近くの交番に逃げ込んだことから発覚した。
 同日保護され、県は6日、本人から聞き取り調査を実施。同社は「親しみを込めて注意しただけ」とし、虐待の事実を認めていないという。
~~~下野新聞から引用~~~
 さて困ったものだ。
私は事件に関して憶測でしか書けない。何を隠そう、この施設に私の母親が毎日のように通っているのだ。そしてこの施設の経営者ご夫妻、娘さん、そして開業当時からの従業員の方々もほとんど知っている。
 問題になっている59歳の女性利用者も、虐待を行ったとされている職員の事も良く知っている。母親がこの施設に入所してから今年の5月頃まで、ほぼ毎日顔を出していて、いつしか私にとって寛ぎの場となっている事も事実。私が施設に入って行くと59歳女性利用者はおうむ返しの様にいつも、
「若田部さんの息子さん、いつもお世話になっています。」
と挨拶を交わす間柄でもあったのだ。私は医者でも何でもないがその女性、身体的には何ら問題の無さそうな感じがした。ただちょっと頭の中身の発育が足らなかったのかとは思えた。でも、悪さをするとかそういう事も全く見受けられなかった。何よりお人好しで話題の中心になりたがるような寂しがり屋さん、そんな人柄。
この施設、一般の施設と違い、病院色が全くなく言うなれば一般家庭の「茶の間」のような雰囲気なのだ。少人数しか受け入れられないから、親身になってまるで家族の様な付き合いをみんなしている。私はもう54歳のいいオヤジだが、80過ぎのばあちゃんたちからすると
「おにいちゃんに取っておいたよ、食べなぁ~」とか言われ良く御茶菓子などを貰っている。
 そんな私が考えるに、
逃げ出した58歳女性、ちょっとした声の強さに強迫観念を持ったのかもしれないって事は余りにもわかりやすい。そして交番へ駆け込み今回の問題になったのであろうと。手を挙げたり頭を敲いたりって事は先ず無いように思える。
それ以上に私が言いたいのは、
毎日あれだけお世話になっていながら、なんでこうなるの?
そしてもっと腑に落ちないのは、県保健福祉部の
6カ月間、新規利用者の受け入れを認めないことと、介護報酬を3割減額する処分」
親身になってやって来てこれじゃあ割が合わないわ。よっぽどどこぞの施設の様に逃げ出せない様な色々な方策をした方が良いのか?!まるで姥捨て山の様に・・・。
私は、私の母をこのままこの施設にお願いするつもりだ。
新規利用者の受け入れ禁止で、介護報酬三割カットされたら存続自体かなり厳しい物になるのは目に見えている。真面目にやっている奴ほど痛い目を見るのか、この世の中は?お上がそんなに偉いのか?
行政を司る人間も腐っているのか?もっと理解のある、親身になって話せる人間はいないのか?!どうしても抗議したい。そしてこの施設を守りたい。

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